まずは、どのブランドの選択が有利なのかを検証してみましょう。まず、三井住友カードが発行するVISAおよびマスターブランドのカードですが、ボーナスポイントはマイルには移行できません。しかし、「マイぺいすリボ」という原則リボ払いに登録することにより、年会費が割引になり、また、ポイントが2倍になります。つまり、利用額の2%分のマイルが還元される計算になります。これは非常に大きいです。ただし、原則リボ払いなので、毎月臨時払いの手続き(インターネットでできます)しないと、リボ払いの手数料がもれなくついてきます。定期的な作業が苦にならない方、忘れると手数料を払わなければならないリスクを受容できる方にはこの方法が最も効率的にマイルがたまると思われます。
次に、eLIOカードですが、このカードの利点がいまいち筆者には思い浮かびません。何かすばらしい利点をご存じの方はぜひ教えてください。そして、JCBカードです。年間50万円以上の利用で20%の、100万円以上の利用で50%のボーナスポイントがつきます。そしてさらに年間300万円以上の利用がある方は、誕生月に200%という嬉しいボーナスもあります。そしてこれらのボーナスポイントも含めてマイルに移行が可能です。つまり、年間100万円以上利用する方であれば、1.5%のマイルが還元される計算になります。そこそこよい還元率ではないでしょうか。
最後にダイナースカードです。審査も最も厳しく、かつ利用できる店舗も限られるこのカードですが、ポイントもかなり大胆です。100万円の利用毎に100万円分のボーナスポイントがつきます。つまり、年間ちょうど100万円利用すれば2%のマイルが還元されますが、99万円であれば1%しか還元されないことになります。また、199万円の利用でも約1.5%の還元率となり、ちょっと年単位の利用額のコントロールが難しいのではと思われます。また、ダイナースのみEdyへのチャージ分にポイントがつかないので要注意。
ここからは上級者向けのお話しです。まず、注意点になりますが、ショッピングアルファ対象のチェーン店でも店舗によりショッピングアルファがつかないケースがあります。テナントとして入っている場合などがそれにあたります。つまり、大きな商業施設の一店舗として入居している場合、商業施設全体でカード会社と契約するため、そういったことが発生します。例としては大崎駅構内のてもみんがそれに該当します。また、池袋の西武に入ったてもみんなどは、西武としてショッピングアルファがつきますのでご安心を。(重複はありません。)
一方、グルメマイルとショッピングアルファは重複可能ですので、例えば雛鮨シブヤ西武などは、ANAカードで決済し、グルメマイルをつけてもらうと、なんと4%以上のマイルの還元が得られ、非常にオトクです。
ところで、どんな人でも本屋で本を買うことはあると思います。カードが使える本屋であればANAカードで本を買えば最低1%のマイルが得られます。しかし、ANAカードで図書カードが買えれば…図書カードが使える本屋であればどこでも1%のマイルが得られることになります。ただし、Edyが使える本屋ではANAカードからチャージしたEdyを使う方が還元率が高くなります。しかし最も有利なのは、ショッピングアルファの対象店を活用すること、具体的には池袋西武のリブロで図書カードを買って利用すると…あとはご自身で計算してください。ただし、カードでの金券類の購入は審査が厳しくなる上、多用するとよろしくない可能性がありますのでご注意下さい。
さて、楽天カードなど、口座振替を登録しなければコンビニ払いできるクレジットカードというものがいくつかあります。ショッピングアルファやグルメマイルなどのプラスアルファがある店以外では、日常的にはそのカードで使い、請求されたものをANAカードからチャージしたEdyで支払うという方法があります。これにより、元のカードとANAカードの双方にポイントがつくことになり、2重取りができてしまうはずです。しかしながら、カード会社にとっては嬉しくない使われ方であるので、場合によっては更新拒否にあうなどのリスクもあるかもしれません。やってみたい方は自己責任でどうぞ。